こんにちは!
ぷうかです。
先日、知り合いの経営者さんに
青山にある会員制のワインバーに
連れてっていただきました。
そこで
・グラス1杯数万円超えのワインを飲む(ボトルじゃないよ?w)
・飲み干したグラスから、なぜか「みたらしだんご」の香り
・5本並ぶとフェラーリが買えるほど高価なワイン
・フランスだとワインに相続税かかるw
などなど、
たった数時間で衝撃や感動が多すぎて
色々ぶっ壊れまして。
翌朝目が覚めた私は、
「昨日のあれって夢だっけ?現実だっけ?」
って、漫画みたいな目覚めをしましたw
それくらい異世界を体験したってことです。
「私が昨日まで飲んでいたワインは、もはやワインではなかったのかも…?」
と思うほど、
ワインに対しての価値観変わりましたね。
で、今日は、
この会員制バーから学んだ
・上質なお客さまを集めるスクリーニングとブランディング、すると所属自体がステータスになる
・知的好奇心を満たすことで人は錯覚を起こす
について
語っていきたいとおもいます。
会員制バーってどんなとこ?
とある経営者さんに
会員制のワインバーで
めちゃくちゃ素敵なところがあると伺って
連れていってもらうことになりました。
経営者さん「僕お酒あんま飲まないんですが、そこだけはすっごい美味しいっていうのが僕でも分かって」
ぷうか「へー」
経営者さん「グラス1杯1万円とか3万円とかするんですよ」
ぷうか「グラス?ボトル1本じゃなくて?」
経営者さん「はい。グラスです」
ぷうか「すげえ!」
私は会員制のバーや飲食店も
そんなに知っているわけではなかったので、
話を聞きワクワクしながら
新橋からタクシーに乗って
青山まで向かいました。
しばらくすると、
あまり人気のない道路で
タクシーが停まったんです。
ぷうか「え?つきました?」
経営者さん「つきましたよー」
ぷうか「(え?どこ?w)」
見渡しても見渡しても、
看板1つありません。
その経営者さんについて
テクテクと歩いてると、
目の前に流木らしきオブジェクトが。
ぷうか「りゅ、流木?」
そしてその上に小さく
QRコードが張り付けてありました。
ぷうか「こここ、これはわかんないですね!w」
経営者さん「会員制バーですからね」
ぷうか「なんつーオシャな…QRコードが看板って」
もうこの時点で
ワクワクしすぎて
鼻息荒くなっている私。
完全に期待値上げられて、
地下へ進む階段を下りていきました。
するとまた流木。
けどよく見ると、
流木の枝に紙がぶら下がっています。
その紙には、
電話番号がかかれていました。
経営者さん「電話しないとドア開けてくれないんですよね」
ぷうか「まじすか!さっき、今から行って大丈夫ですかという電話確認をしてても?」
経営者さん「はい」
連れてきた経営者さんが
電話で「つきました」としゃべっていたら
お店のドアが開き、
中に通してもらえました。
そして中に入ると
the・異空間。
高級感しかなく、
いい意味で重さのある空間。
アマン東京をさらに何段か重くした感じ。
そして席数の少なさ。
学校の教室1つ分くらいは
広さがあるのですが、
カウンターしかなく、
席も10席もないくらいでした。
ぷうか「(かっこいい…)」
完全にお金持ちの大人のためのお店でした。
VIPの隠れ家的な感じ。
若干雰囲気に飲まれ
緊張気味で口数が減ってしまう私…w
けど、
オーナーさんとスタッフさんが
すごく丁寧にワインを
紹介してくれたり、
色々と話を振ってくださって
緊張もすぐに解けていきました。
そしてなにより、
ワインが美味しすぎる…!
「私がこれまで飲んだワインとは別物!」
と、素人からしても分かるレベルで
格が違う、レべチでした。
連れてってくれた経営者さんが飲んだ
白ワインなんか、
飲み干した後のグラスを嗅ぐと
ぷうか「…みたらしだんごの匂い!」
とかw
私が頼んだシャンパンも、
ほのかにサツマイモのような、栗のような
こっくりとした香りがしたり。
本当においしいワインって
こういうものなんだ。
と、ワインに対する概念が変わりました。
サービスやコンテンツ(商品)の質が
いいことはもちろん、
上質なお客さまを集める
スクリーニングやブランディングがしっかりしていて、
「これは客単価上がるなー」
と、ほろよいになりながら思いましたね。
多くの場合、
初心者がビジネスをするときは
自分やサービスを知ってもらうために
「いかにお客さんが行動しやすいか」
を考えると思います。
たとえば情報発信ビジネスで
「メルマガに登録してもらいたい!」
ってなったら、
・登録手順をなるべく簡単にする
・いたるところに導線を用意する
・24時間365日いつでも登録OK
・さらに登録特典もつけて得してもらう
など、手当たり次第
とにかく行動のハードルを下げますよね。
無料サービス(メルマガやLINEなど)
の場合はこれでOKです。
けど、
有料サービスの客単価を上げたり、
お客さんの質を高めていきたい場合、
逆にハードルを上げるのが有効です。
・サービスの価格を上げる
・誰でも登録できる仕様でなく、審査制にする
・紹介制、会員制にする(一見さんお断り)
などなど。
具体的には私がやっているものだと、
・ビジネスコミュニティは価格を上げる、人数極小
・コンサルティングは審査制
・講座生しか参加できないYouTubeライブセミナー
とか。
埼玉県大宮のエステサロンでも、
・完全プライベートサロン(住所非公開)
・事前予約制(原則当日予約不可)
とかやってます。
こうすることによって
お客さんの質が担保されるので
トラブルもないですし、
他店では提供できないレベルの
価値提供ができるので、
満足度も高くなります。
そして希少価値が上がります。
すると、
「所属してるということ自体がステータス」
になるんですよね。
この会員制バーとかまさに、
「所属しているだけで価値がある」
と思わせまくる
ブランディングとサービスでした。
(ここの会員というだけで、見られ方明らかに変わる店です)
自分の有料サービスを、
誰でも入れるマクドナルドにするのか。
それとも
住所非公開の高級会員制レストランにするのか。
後者の方が
人数を集めなくていいですし
客単価上がって楽にはなるので、
個人はぜひ後者を意識してほしいなと思います。
知識がワインを美味しくする?
ちょっと最後にもう1つ喋ります。
どんなビジネスにも
応用できることなので
もうちょっと聞いてください。
ワインは絶対に美味しいものしか
飲んでないのはさすがに分かったんですが、
それをさらに美味しくしてくれたのが
「知識」だと思ったという話です。
知識。
要は情報です。
オーナーさんやスタッフさんが
ワインの産地、歴史、グラスの違いなど
いろんな知識を教えてくれたり。
「ワインの階級ってどうやって決まってるんですか?」
「いい歳のワインを持っておいて、10年経ったら高く売れるってことは資産的な役割もあるんですか?」
「持ち主死んじゃったら、それって相続税かかるんですか?」
とか、
質問しまくったんですが
毎度超快く答えてくださったり。
おかげで一晩で
ワインやシャンパンの知識が
めちゃんこ増えましたね。
また、
オーナーさんがなぜこの道を選んだのかとか、
幼少期の頃の話とかを聞いて
あっという間にお店のファンになってしまいました。
そんな話をしつつ
出されたワインをいただいていたのですが、
これって要は
情報発信してるってことです。
お客さんとの会話、トークだって
立派な情報発信です。
やはり知識が入ってくると
「それも飲んでみたい!」って欲情するし、
(実際にこの効果で3杯もいただいちゃいました)
知識が入った状態で飲むワインは
格別に美味しく感じます。
「うちはこんなこだわりがあるよ~」
「ワインって実はね~」
「僕がなんでこの店を開いたかって言うと~」
って、情報発信をすることで
知的好奇心も満たされるし、
欲情もする。
するとどんどん商品売れて
同時に満足度も上がっていきます。
これってコンテンツでもできます。
たとえば飲食店。
テーブルに置いてあるメニューに
「うちは牛肉にこだわっていて、
牛を育てることから携わっています!
〇〇県の牧場と組んでいて
牛の餌は~~を使っていて、
常に放牧状態です。
だから他では味わえない
柔らかくて甘いお肉に仕上がってます」
とか書いてあったら
「じゅる…」
ってちょっと涎出てきませんか?
「美味しそう、これ頼んでみようよ」
ってなりますよね。
そして、育て方やこだわりという
「知識」が入った状態で食べるから
より一層美味しく感じる。
これあるあるですよね。
同じスペックの商品を提供するにしても、
情報発信してるかどうかで
欲情レベルも変わるし、
商品の満足度も上がります。
知識が入ることで、
感じ方が左右されるので。
なので、
情報発信するってメリットしかありません。
私は何屋さんであっても
情報発信はするべきだと思ってます。
映画館であろうが、
結婚相談所であろうが、
八百屋であろうが、
ダンス教室であろうが。
そしてそれは集客のためだけではなく、
・お客さんを欲情させ
・ファンを作り
・商品の満足度を上げる
ためです。
私もいくつか事業やっているので
引き続き情報発信はしていきます。
やー、それにしても
別格のサービスを受けるって
とんでもなく勉強になりますね。
ここじゃ書ききれないくらい
学びがありました。
連れていっていただいたご縁に
心から感謝です。
さいごに。
5本並べるとフェラーリ1台変えるレベルの
ボトルを並べてくれましたw
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