映画「七つの会議」そんなにその会社に居たいか?感想と解説

 

こんにちは!

ぷうかです。

 

先日、公開されてすぐに観てきました、

映画「七つの会議」

 

実力派、演技派の豪華俳優陣が出演で、

原作はドラマ「陸王」、「下町ロケット」で有名な池井戸潤さん。

そして監督はTBSドラマ「半沢直樹」をはじめ、「陸王」「下町ロケット」など手掛けるTVディレクター。

そして私も会社に勤めてる人間なので

「絶対観たいな~。」くらいの感覚で観に行ってきました。

 

ですが、最初にお伝えしますが、いい意味で裏切られました!!

期待の遠く上を行くくらいの素晴らしい作品でした。

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感想(32件)

 

映画「七つの会議」

「七つの会議」あらすじ(ネタバレなし)

 

「七つの会議」の主人公は、中堅メーカーの営業に所属する八角(やすみ)(野村萬斎)。

しかしこの人ぐうたら社員で「居眠りはっかく(八角)」と呼ばれるほどのダメ社員なんです。

 

社内のトップセールスマンである坂戸(片岡愛之助)や部長の北川(香川照之)に

叱られ怒鳴られ、それでも飄々と。のんびり働いていましたが、

ある日八角が坂戸をパワハラで訴えます!

社内中が坂戸を高く評価していて、八角をバカにしているので、

みんな「馬鹿なことやって」「どうせ注意くらいで終わるんだろう」なんて空気だったのが…

 

なんと坂戸が飛ばされるんです。

そこから見えてくる、会社という「闇」と働くことの正義を問う、人間ドラマです。

 

 

 

「七つの会議」キャスト・スタッフ

 

原作 – 池井戸潤『七つの会議』
監督 – 福澤克雄
脚本 – 丑尾健太郎、李正美
主題歌 – ボブ・ディラン「メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ」

八角民夫 – 野村萬斎
北川誠 – 香川照之
原島万二 – 及川光博
坂戸宣彦 – 片岡愛之助
三沢逸郎 – 音尾琢真
新田雄介 – 藤森慎吾
浜本優衣 – 朝倉あき
佐野健一郎 – 岡田浩暉
田部 – 木下ほうか
淑子 – 吉田羊
三沢奈々子 – 土屋太鳳
奈倉翔平 – 小泉孝太郎
星野 – 溝端淳平
飯山高実 – 春風亭昇太
江木恒彦 – 立川談春
加茂田久司 – 勝村政信
村西京助 – 世良公則
梨田元就 – 鹿賀丈史
宮野和広 – 橋爪功
徳山郁夫 – 北大路欣也

個人的には

野村萬斎さんの演技がめちゃくちゃいい!!

とてもリアルで八角の正義感をうまく表していました。

そして安定の(笑)香川さん

あと良かったのが朝倉あきさん。私はあまり知らなかった女優さんですが、かなり中心人物であり、

彼女が居なければオジサンだらけの映画に色を差してくれましたし、声がとても良い。

 

とにかく豪華ですwww

 

「七つの会議」あらすじと感想(ネタバレあり)

あらすじ(ネタバレあり)

 

物語は結構序盤からハイスピードでした。

八角(野村萬斎)は坂戸(片岡愛之助)をパワハラで訴えたのには、実は会社ぐるみの大きな理由があったんです。

この時はどんどん坂戸が飛ばされた理由が明らかになっていって、

 

そしてなんと、自社製品で使っている「ネジ」が、強度不足で作られていました。

コストを下げ、売り上げを上げるためです。

坂戸はそうやって売り上げをキープしていたんですね。

 

スピード感のある物語に、どんどん引き込まれていきました。

八角がぐうたら社員に見えたのは本当に最初だけwww

八角の後を追い、

原島(及川光博)、浜本(朝倉あき)が真相に近づいていく様子はまじミステリーでした!

この二人コンビが、ストーリーを美味しくしている感じ!

 

ところどころ、ドキドキしすぎて感情高まりすぎて、何故か泣きながら観てましたw

 

で、その不正、なんと仕掛けたのは社長だったんです。

不正がバレれば会社はもちろん倒産。

社長がこの事実を隠蔽しようとし、なんと親会社も隠そうとします。

 

でもネジが使われているのは飛行機や旅客機。人命にかかわるのです。まじありえん。

八角と、最終的には北川(香川照之)がマスコミにリーク。

 

で、会社は解体し、それぞれの道を歩んでいく。という結末です。

 

さいごどーでもいいけど、北川(香川照之)が最後にバラむしゃむしゃ食べてて、

「やっぱ好きだなーwww」って思いました。

 

感想 「自分がない人ばかり」

 

坂戸(片岡愛之助)が不正をしてたってわかるのはほんの序盤なんですよね。

もっともっと闇は深くて。

 

途中で社内不倫が出て来たり、

社長や親会社、下請けがめちゃくちゃ絡んでたり、

20年前にも同じような不正があったり、

「会社」という組織の黒い部分がどんどん出てくるんですけど、

 

これ、どこの会社であってもおかしくないな。

って思いました。

(というか社内不倫も不正も、うちの会社ではあります。不正は捕まってますが。)

 

でも不正に対して思うというよりも、

なんというか、その隠し方保身が、

会社に縛られた大人会社に依存した大人を露骨に表してて。

これ日本の日本のサラリーマンをそのまま映した感じだな。って思いましたね。

 

うちの会社もそうなんですが、

肩書を乱用したり、肩書に執着してる人や

上に嫌われたら立場が弱くなるから、八方美人で責任を果たさない役職、

仕事してる風で実は仕事しない社員、

いかに穏便に40年間会社にいるかってことしか頭にない人。

 

今回の映画では不正を中心に「会社の闇」を追っていましたが、

私は日頃から、会社に縛られ依存する大人を見ていて、

「下手したらこっちのが闇だわ。」なんて思ってます。

 

私は日本一大きな金融機関で営業をやってますが、

はっきり言って、

不正してまで価値のある会社なんて無いし、

不正どころか、依存するほど会社に価値ってないですよ?

 

 

会社員とは

 

私は会社を悪く言いたいわけではなく。

会社員って、

ただ、そこで働いているあなたであって、

あなたより大事な会社なんてないです。

私たちは会社のために働いてるんではないんです。

 

自分のためです。家族のためです。

家族のために働くのも自分のためでもあるんですよ。

 

私は去年、仕事に取り組み過ぎたり、責任を感じるあまり、

去年胃腸炎を3回、そのまま黙って休まず働き続けたら

夜中に突然涙が止まらなくなったり、

とうとう左耳が聞こえなくなりました。

 

そんなことになってまで、今の仕事を今のペースでするべきか?

やっとそこで気が付けました。

そして、相羽みうさんと出会い、

今では会社以外で、個人で稼ぐ力をつけています。

こんな感じで考えが変わっていきました。

 

 

会社は自分の能力を育てて、個人でできない経験を積んで、

個人で与えられないものを、会社を通して与えられる、

そんな場所だと思います。

 

会社に縛られたり依存している人生は、まったく主体的ではない。

幸せじゃない。そう思います。

 

そんな中、物語では

野村萬斎さん演じる八角が、自分を持っていて、とても魅かれましたね^^

 

 

とにもかくにも、

このまま今の会社に縛られるのか依存し続けるのか。

それとも

会社で働きながらも、自分という個人を育てて、

「会社なんていつでも辞められる。」

くらいのスタンスで居られる自信を持つのか。

 

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