こんにちは!ぷうかです。
先日、私の大好きな漫画「鬼滅の刃」に関する記事を書いたら思った以上に共感の声をSNSでいただいたんで、
もう1つ私が鬼滅の刃から学んだことをお話していこうと思います。(前回の記事はこちら。「「鬼滅の刃」の炭治郎から学んだ、大人になっても成長する秘訣を語ります。 )
今日の主人公は蜜璃ちゃんです。
Contents
柱、恋の呼吸、甘露寺蜜璃
本名は甘露寺蜜璃。
柱といって、鬼を退治する鬼殺隊の中でもトップの実力を持ち、選ばれしメンバーの一人です。
特徴はぐねぐね曲がる柔らかい刀を使って、本人も新体操選手顔負けの軟体。
明るくって可愛くって愛情深くて、でも強い。
可愛い。笑
でも、そんな彼女も、もともとは強いことがコンプレックスだったんです。
女の子なのに強いって、やだよね。
蜜璃ちゃんは生まれた時から筋肉の密度が常人の8倍もあるという、得意体質でした。
1歳の時に15キロもする漬物石を持ち上げて、お母さんが腰を抜かすシーンも。
そしてよく食べます。
そして、よく食べる強い女の子として育つんですが、
17歳の時にお見合いが破断します。
(この男信じられない、サイテーw)
これをきっかけに、蜜璃ちゃんは自分を隠し続けました。
自分を隠して、好かれるように可愛くて儚い女の子になりきるんです。
でも、
「私、一生こうして生きていくのかな?」
「私は私じゃないふりするの?」
と、本当の自分を隠して生きていくことに疑念を抱き…
自分に素直に生きていくことを決意し、自分らしくいられる場所を求め、鬼殺隊に入隊します。
男と肩を並べて仕事ができることを誇りにも思いながら、コンプレックスでもあった。
私はこの蜜璃ちゃんのエピソードを読んだ時、思わず自分と重ねて読んでしまいました。
というのも、私は生まれた瞬間からじゃないかと疑うほど、四六時中2つ上の兄に対抗意識を燃やすほどの負けず嫌いで。
兄が5歳で自転車の補助輪を外すと、3歳の自分もできないと気が済まず。
夕方6時を過ぎて暗くなっても、何度も転んで泥だらけになるわ痛いわでも、
近くの空き地で泣きながら補助輪無しで自転車の練習する子供でした。
何が何でもできないと気が済まなかったんです。
家出してホームレスになってからは、さらにこの性格に拍車がかかっていきました。
仕事は選ばず寝る間も惜しんで、なんとか生計を立てられるようになった副産物で、精神的にタフになりまくったんですよね。
その後は稼ぐことが好きで営業になり、師匠に営業をとことん叩き込ました。
そのおかげで、関東では営業成績女性1位になるまで走り続けることができたんです。
営業の仕事は、周りの同僚はみんな男性だけど、めちゃくちゃ気が合う人ばかりで。
給料日前日には、男の先輩と給料明細を見せ合うのを楽しむような女でした←
たしかに女性として見られないし。
私をよく知る人はもちろん、初めて会う人にも、「中身男性ですね」って、何十回と言われてきました。
そして、私はそんな自分が誇らしかったんです。
- 負けず嫌いなこと
- 男の人と肩を並べて仕事ができてること
- 経済的に自立してること
- タフでエネルギッシュなとこ
それは私の強みだって、昔から分かっていました。
でも、それが同時にコンプレックスにもなっていったんです…
「仕事の話、やめない?」
人の紹介で、テレビ局で仕事をしている人と2回目のデートに行った時のことです。
その日は車で横浜まで行きました。
車内の会話はというと…
私は根っからのお仕事大好き人間だから、助手席から相手の仕事の話を根掘り葉掘り聞くわけですw
「テレビの企画ってどういう風に決まるんですか?」
「出演者のタレントさんってどうやって決めるんですか?」
「なんで今の仕事に就くことにしたんですか?もともとテレビ好きだったんですか?」
(目はキラッキラw)
私は仕事も好きだし、知らない世界を知るのが楽しすぎたので、ひたすら相手のお仕事の話をしていました。
相手が答えてくれたら、それに対して私がまた深堀りしていきます。
「…?(あれーいまいち盛り上がんないなー)」
なんて思いながらも、聞きたくて仕事質問をしていたら。
彼がこう言いました。
「仕事の話ばっか、辞めない?」
私は楽しかったし、相手も答えてくれてたんで、「え、なんで?」って聞いたら、
「女の子が仕事の話ばっかりしてたら可愛くないよ」
って言われたんです。
一瞬グサっとくるものの、そこに対してまた私が深堀りしちゃったんです。
「仕事の話する女性って、どういうイメージ?」
「んー、なんか引け目感じる。それに、せっかくの休みなのに、逆になんで仕事の話するの?」
「…」
一瞬沈黙になりました。
その後はその人が飼っている黒いチワワの話をひたすらして、その日は終了。
「可愛くない…引け目感じる…そうなのかぁ」
この辺から、
・死んでも自分の給料は相手に言わない
・仕事の話は極力しない、相手の仕事ぶりを褒めるだけにする
・自分の仕事の話や経歴も言わない、なんなら仕事に本気感ゼロを醸し出す
っていう自分を作ることで、うまくいくのかなって思い始めました。
そしてしばらくそんなキャラを取り繕っていると、あたらしくお付き合いする人ができました。
なるべく相手が喜ぶように立ち振る舞って。
好きでもない美人百花系のブランドの服を買って。
仕事の話したくても我慢して。
「今日こんな契約取れたんだよ」って、言いたくても言わないでいて。
「営業ってこういう瞬間が死ぬほど気持ちいいよ」って、言いたくても我慢して。
そんな風にしてデートやご飯、LINEを重ねてたんですけど…
「だめだ。楽しくないや」
ってなっちゃったんですよね。
「こんな風にしないと恋愛できないなら仕事してる方が楽しい!」
と思い、お別れしました。
そして、営業の仕事と同時並行でビジネスをはじめました。
そしたらビジネスがめちゃくちゃ楽しくって。
お客さんが
「ぷうかさんのサバサバしたところが好きです!」
「ぷうかさんの話についていくのが精いっぱいですが、私もそれくらいまでなりたいです!」
「ばっさり意見を言ってくれるのが、すごい頼りになります。」
って、メールをくださったり、YouTubeにコメントしてくださるようになったんです。
「あ、私、このままでいいんだ」
って、その時初めて思えたんですよね。
このありのままの私を求めてくれる人がいて。
私だからできることがあって。
私の言葉が誰かの背中を押すことができて。
お客さんに幸せになってほしくて、力になりたくて全力でやってるんだけど、
本当に救われてるのは私だったんです。
「お客さんに、生かされてるなぁ」って感じることの連続でした。
お客さんがいるから、私がありのままでのびのび生きれるんだって思いながら、今日もビジネスをしています。
ちきりんさんという作家さんの本に、マーケット感覚といって、
「自分はどこの市場で戦うと、自分の良さや強み、特徴を活かせるか?」
っていうのを考えよう。ということが書かれていました。
どういうことかっていうと。
話がうまくて、場を盛り上げるのが得意なタイプは合コンに行くとモテる。
けど、
・話すのが苦手
・コミュ力に自信がない
・大勢苦手
・でも1対1で話すのはできるし、話を聞くのが好き
って人は、合コンで勝負するんじゃなくて、むしろマッチングアプリとかで1対1で会う方が勝てる気しますよね?
無理に克服するより、「どこで戦ったら自分に合ってるか?」を考えるのは、ビジネスしてるしてないに関わらず、重要な感覚です。
私の大好きなマーケター森岡毅さんも、
「苦手を克服するよりも、得意を極限まで伸ばしてマイナスを補うべき」っておっしゃってます。
私もそう思います。
蜜璃ちゃんは、自分を殺して誰かと結婚して家庭に入るより、強さを活かして鬼殺隊に入りました。
私も同じく、自分を偽って可愛い儚げな女の子になるより、ビジネスを通してお客さんを幸せにする世界を選びました。
どっちが幸せかって言ったら、もうお分かりかと思います。
今はビジネス1本でやっているんですが、今私の周りには、
「仕事の話、辞めない?」って言う人も、
「仕事好きって女の子って可愛くない」って言う人も、
「引け目感じる」って言う人もいません。
むしろ、大好きなビジネス仲間とは、
時間を忘れて朝までお酒片手に語り合ってしまうほどの中です。
もちろん、仕事の話もプライベートの話もします。
自分に合う世界を見つけて飛び込んでみて、本当に幸せな日々を送っています。
「自分の強みを生かす世界はどこか?」
っていうのを考えて動けると、ありのままで幸せを掴めるヒントになりますね、という話でした。
追伸*
ビジネス仲間で漫画家のるんさんが私ver.でサムネイル描いてくださいました。
めっちゃ可愛くて最高に嬉しいです・・・!
追伸2*
こういう視点になれたのも、ビジネスをスタートしてからです。
私がビジネスで独立した経緯の詳しいところは、メールマガジンでがっつりお話していますので、
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私は、
大手金融機関の営業職を5年半経験しました。
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